わが町に床屋さんと美容室を融合させた人気店があります。
そのお店は基本は床屋さんなのですが、女性客がとても多いのです。
他の床屋さんで、女性客が多いお店はほとんど見た事が無いのですが、そのお店は常に男女半々くらいのお客さんでひしめき合っています。

女性客は、顔のエステとシェービングに、ネイルとヘッドマッサージまでがセットになっているコースがあり、それを目当てに行っているのです。
男性客と分けて、顔のエステだけの個室があるわけでも無く、普通に男性客の隣で施術を受けるのですが、比較的高年齢の女性や子供に付き添って来たお母さんだけじゃなく、２０代から６０代くらいまでと幅広い客層です。

決まりがある訳じゃないけど、美容室は女性が中心となって利用する場所で、床屋さんは男性のものというイメージがあります。
しかし最近はおしゃれな男性が増え、美容室に男性の姿を見る事も珍しくはありません。
でもその反対に、床屋さんでシェービングなどは出来ると知っていても、利用している女性はあまり居ないのが実情だと思います。

そのお店を見ていると、案外差別化しないで、だれても入れる雰囲気というのが逆に気楽に入れる要素なのかもしれないと思いました。